- VPNってどんなときに使うの?
- VPNって使わなくても大丈夫でしょ?
- メリットとデメリットが知りたい
聞いたことはあるけどよくわからないVPN。
外出先でインターネットを利用する人が増えた昨今、VPNを利用する重要性は年々増しており、もはや安全にインターネットを利用するには必要不可欠なものです。
VPNを利用しないと閲覧した情報が覗かれたり盗み取られる可能性が高くて危険。お手頃な価格でネット上の安全を買えるため、保険としても推奨できるサービスです。
この記事ではVPNの仕組みや使い方、メリット・デメリット、おすすめのVPNなど、難しい専門用語を使わず初心者でも理解できるように解説しています。
VPNに関することを網羅的に解説していますので、この記事を読めばすべてわかります!
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✅月額530円〜(2年契約)
✅接続可能サーバーは60ヶ国に5467台
✅同時接続台数6台
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初心者でもわかるVPNの解説
VPNとは、Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)の略で、インターネット上で安全に通信するための技術のことです。
- Virtual(仮想の)
- Private(私的な・専用の)
- Network(ネットワーク)
あなたがインターネットに接続すると、接続先との間に暗号化された専用のトンネル(回線)が作成され、通信が保護される仕組みです。これにより第三者による監視やデータの盗み見を防ぎ、プライバシーやセキュリティを確保します。
VPNを使うことでネット通信が暗号化されてより安全になる!
【関連記事】VPNに関する用語解説!ノーログポリシー?キルスイッチ?トンネリング?
VPNの仕組み
VPNを利用するとインターネットに接続する際に「VPNサーバー」を通ります。このVPNサーバーがあることで瞬時に専用のトンネルが構築されるのです。
通信や身元(IPアドレス)が暗号化されたこの専用トンネルのなかでデータ通信することで、外部からの不正アクセスを防止できる仕組みになっています。
VPN接続の流れ
- VPNを利用しネットに接続
- データはVPNサーバーで暗号化
- 暗号化されたデータを受信
- 受信したデータを復号化
契約したVPNのソフト(アプリ)をONにすることで専用トンネルが構築され、データが暗号化された状態でインターネットに接続します。
インターネットから取得したデータは専用トンネルを再び通り、暗号化されたデータを復号(変換して復元)することで利用者に届きます。
利用者はVPNのソフト(アプリ)でONにするだけであとは全自動!
VPNのメリット
VPNを利用する主な目的やメリットは下記3つになります。
- ネット通信の安全性が向上
- プライバシー保護の強化
- 地理的なアクセス制限の回避
VPNによってデータが暗号化されることで、安全性が増したりプライバシー保護が強固になります。それに付随してIPアドレスを変更できることから、地理的に本来アクセスできない国のサイトの閲覧も可能になります。
ネット通信の安全性が向上
VPNを利用することで、暗号化された通信トンネル(回線)を通じてインターネットに接続するため、第三者による監視やデータの盗み見を防止し、個人情報の漏洩を防ぎます。
例えば、暗号化されていない公衆Wi-Fiを使用する際でも、情報の漏洩や攻撃を防止できます。たとえ自分のパソコンやスマホが攻撃されても重要な情報を保護できるのです。
具体的にどんな時に役立つ?
カフェにある無料の公衆Wi-Fiに接続するときに有効です。鍵マークが付いてないWi-Fiは暗号化されておらず誰でも情報を盗み取れます。そのときにVPNを利用することで、専用回線で通信するため、結果的に誰からも情報を盗まれません。
ネット通信がより安全になる。カフェなどの暗号化されていない・暗号化が弱いWi-Fiを使う場合でも安心して使えるということ!
プライバシー保護の強化
VPNを利用することでインターネット上での通信が暗号化されるため、第三者(インターネットプロバイダーやサイト)による監視や追跡、情報の収集を防止できます。
通常、ネットに接続すると以下のような「ログ」と呼ばれる通信記録などをサーバー会社が取得しています。
- どのIPアドレスで接続したのか?
- どのサイトにアクセスしたのか?
- アクセスした時間は?
例えば名誉毀損などがあった際、執行機関がサーバー会社に連絡しログ情報を開示してもらうことで犯人を突き止められるわけですね!
VPNはこれらのログ情報を取得しないためプライバシーが保護されているということです。つまり警察や法執行機関から開示請求があっても情報は渡されない。
ほかにもグーグルは閲覧者がどのサイトにアクセスしたのかを把握し、それをもとに興味のありそうな広告を出しています。閲覧者の情報はグーグルに把握されているわけです。
- ログを取得できるのはVPNだけ!
- VPNを利用することで、VPNサーバーでは「ログ(行動履歴)」を唯一取得できます。しかし、多くのVPNは「ノーログポリシー」(ログを残さない方針)を導入しており、そもそもサーバーに「ログ」を残さないため、開示請求があってもログを提供しないので安心ということです。
地理的なアクセス制限の回避
VPNを利用することで、特定の国のサーバーにアクセスできIPアドレスを偽装できます。
IPアドレスを偽装することで、本来制限されている海外のサイトへのアクセスが可能に。具体的には海外の動画配信サービスで、日本では配信されていない作品を楽しめたりします。
- IPアドレスでどの国からのアクセスか判断
- 海外のサイトではIPアドレスによって国を特定しアクセス制限しています。つまり日本のサーバーを経由した日本のIPアドレスではアクセスできません。VPNを使用し、海外のサーバーで海外のIPアドレスに偽装することでアクセス可能になります。
例えば、米国版Netflixは日本からアクセスできません。米国版Netflixでは米国からのアクセスしか許可していないわけです。しかしもしアクセスできれば、日本では配信されていない作品を視聴できたりします。
そこでVPNを使用し、米国のサーバーを経由して米国のIPアドレスに偽装することでアクセスできるようになります。
VPNは世界中にサーバーを設置していますので、利用したいサイトがある国のサーバーに切り替えることで、いとも簡単にアクセスできてしまうのです。
世界中のサーバーにボタンひとつで自由に切り替えられます!
- 中国から海外へアクセスできる
中国ではアクセス制限が厳しく、YouTubeやTwitterなどにアクセスできません。ところがVPNを利用しIPアドレスを偽装することで、海外サイトへ容易にアクセスできるようになるのです。
VPNのメリットとデメリットは以下の記事で詳しく解説しています。
VPNのデメリット
たくさんメリットがあるVPNにも下記のデメリットがあります。
- 通信速度が遅くなる
- 費用がかかる
- アクセス規制
- VPNサービスの信頼性
- 利用者による悪用
通信速度が遅くなる
VPNを利用することで、通信の暗号化などにより通信速度が低下する場合があります。
一体どんなときに速度が低下しやすいのか?
- 接続先のサーバー(国)の場所が遠い
- サーバーに接続するユーザーが多い
日本から遠く離れた国のサーバーへアクセスするには、単純に物理的な距離があるため遅くなりやすいです。例えば日本からブラジルにアクセスするのと韓国にアクセスするのとでは、ブラジルのほうが遅い傾向にあるということ。
ほかにもたくさんの人がアクセスしている場合も遅くなる可能性があります。これはサーバーの性能によっても変わりますので、高性能なサーバーを持っているVPNを選ぶことで解決することが多いです。
VPNを選ぶ際には必ず高性能で高速サーバーを持つVPNを選ぶように!
費用がかかる
VPNを利用するには利用料金がかかります。
無料のVPNもありますが、通信速度が遅かったり、そもそもVPNの売りであるはずの「安全性」や「匿名性」が守られない可能性が高いため使用すべきではありません。
高速で信頼のある安定したVPNを利用するには有料になります。
- VPNの利用料金ってどのくらい?
- 利用料金は各社さまざまですが、2年契約で300円程度から利用できます。平均して月々数百円なため、とても安くコストパフォーマンスに優れています。
費用は本当に安いのでこれはデメリットとまでは言えませんね!
VPNによるアクセス規制
一部のウェブサイトでは、VPNを利用したアクセスを禁止している場合があります。
例えば、米国のある動画配信サービスでは、VPNを利用してアクセスすると「VPNを利用してアクセスしている」旨のエラーが表示されます。このようにVPNを利用してのアクセスを禁止していることもあり、場合によっては接続できないケースがあるのです。
- 国によってはVPNは違法
- 国によってVPNの利用自体が禁止されている場合もあります。例えば、中国は数年までは合法でしたが現在は一部を除き違法になっています。(中国では多くの人が現在もVPNを利用していますが、それで捕まった人はいません)
日本やアメリカなど多くの国ではVPNは合法です。もちろんVPNを利用し犯罪行為をするのは違法ですので、違法行為はしないようにしましょう。
VPNを利用する前に利用規約や法律について事前に確認する必要あり!
VPNサービスの信頼性
VPNによって品質や信頼性に差があります。
まともなVPNサービスを選ばないと、セキュリティに問題があったり、ネットの通信速度が遅かったりします。特に無料のVPNは信頼性や匿名性に不安があるため利用はNG。
「匿名」や「安全」を謳っていても、裏で情報を売っていたりすることもあります。無料でサービスを提供するには、広告収入を得ているか情報を売って稼いでいるかのどちらかなので、絶対に利用しないようにしましょう。
選ぶ際には知名度が高く、多くの利用者がいて評判の良い有料VPNを選ぶ。
いくらお金をかけたくなくても無料では使わないように!
利用者による悪用
VPNは自分のIPアドレスを偽装できるため、さまざまな悪用が可能です。
例えば、海賊版コンテンツをダウンロードしたり不正アクセスもできます。しかし、そのような使い方はどの国においても完全に違法であり、法的な問題を引き起こす可能性があるので絶対に行わないようにしましょう。
VPN自体は合法でも使い方によっては違法になる!
無料VPNと有料VPNの違い
VPNには無料と有料のものがあり、その違いは下記のとおりです。
有料VPN | 無料VPN | |
---|---|---|
機能制限 | なし | あり |
安全性 | 高い | 低い |
広告表示 | なし | あり |
通信速度 | 速い | 遅い |
費用 | 発生する | 発生しない |
有料VPNはすべてにおいて優れており快適に利用できます。
VPNでもっとも重要な安全性に懸念がある無料VPNはまったく推奨できません。安全性のために利用したものの、逆にVPN側に情報を売られてしまう可能性もあるのです。
機能の制限
無料VPNは機能面においてさまざまな制限があります。
サービスを無料で提供していることで、肝心なサーバーの性能が低いことが多いためです。サーバーの性能が低いことで、具体的に以下のような制限があります。
- 同時接続台数が少ない
- 接続しづらい
- 速度が遅い
サーバーの性能が低いとたくさんのアクセスに耐えられず、利用者のアクセスを制限したり速度を落としたりするわけです。
せっかくVPNを利用するのに、速度が遅くなったりネットに接続できないと困りますから、最初から有料のVPNを利用したほうが賢明。
広告の表示
無料のVPNには広告が表示されたりします。
これはVPNサービスを提供するための収益源として広告収入を得ているからです。常にソフト(アプリ)を開いているわけではないので煩わしさはそこまでありませんが、変な広告が出ることもあるので広告はないほうがいいです。
有料のVPNには広告が表示されることはありません。利用者からしっかりお金をいただいているので広告収入に頼る必要がないからです。
無料VPNは広告を表示させることで収益を得ている!
セキュリティの安全性
無料のVPNは安全性の懸念があります。
ログ情報(通信履歴など)を残していて、それを第三者に売ったり共有したりして、個人情報が漏れる危険性があります。安全性のためにVPNを利用するのに情報が漏洩してしまったら本末転倒ですよね。
それに比べて有料のVPNはログを残さず、より高いセキュリティが確保されます。重要なデータを扱う場合などは、無料のVPNを利用せず絶対に有料のVPNを利用しましょう。
費用の有無
無料VPNは基本的に無料で利用できますが、さまざまな危険性や制限があります。
有料VPNは有料ですが、高額ではなく月々数百円と誰でも払える額です。それでもって高速通信が可能で安全性も確保されていることから選ばない選択肢はありません。
参照までに、利用者の多いVPNの月額料金を比較しました。
NordVPN | 月額530円〜/2年契約 |
ExpressVPN | 月額1,100円/1年契約 |
Millen VPN | 月額396円〜/2年契約 |
Surfshark | 月額322円〜/2年契約 |
CyberGhost | 月額320円〜/2年契約 |
月々500円以下の料金のVPNもあって全然安いです!
無料VPNと有料の違いは以下の記事でより詳しく解説しています。
国内VPNと海外VPNの違い
VPNには国内の会社が提供しているものと海外の会社が提供しているものがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
海外VPN | 国内VPN | |
---|---|---|
料金 | 安い | 普通 |
ノーログ ポリシー | あり | 記載なし |
サーバー数 | 多い | 少ない |
サポート体制 | あり | あり |
結論としては海外の会社が提供する海外VPNを利用しましょう!
料金の安さ
NordVPN(海外) | 月額530円〜/2年契約 |
Surfshark(海外) | 月額322円〜/2年契約 |
セカイVPN(国内) | 月額1,100円〜 |
スイカVPN(国内) | 月額799円〜/2年契約 |
料金は「海外」と「国内」で単純比較できませんが、海外の主要VPNと国内の主要VPNを比べると、海外VPNのほうが安いことが多いです。
月々の支払いは数百円の差ですが、2年契約で2年間払い続けると結構な差になります。
ノーログポリシー
VPNを利用するうえで非常に重要になるノーログポリシー。
- ノーログポリシーとは?
- ノーログポリシーとは、VPN会社が「うちは利用者のログ(閲覧記録やIPアドレスなど)を取得していませんよ」と宣言するものです。ログを取得していないため、関係機関から開示要請があったとしても開示しないため匿名性が確保されています。
主要な海外VPNは「ノーログポリシー」を謳っており、公式サイトにその旨を記載していることが多いです。ところが国内VPNは公式サイトにその記載がないこともあり、ログを取得していて要請があれば提供してしまう可能性があるのです。
「ノーログポリシー」を謳う海外VPNは、そもそもログを取得していないため開示請求に応じません。これがVPNを利用する最大の魅力である「匿名性」が守られているということです。
国内VPNはログを取得している可能性が高く、合法的に要請があれば情報を提供することがあります。
サーバー数
これも単純比較できませんが、サーバー数にも違いがあります。
海外VPNのほうがサーバーを設置している国やサーバーの数も多いです。
NordVPN(海外) | 5438台 60ヶ国 |
ExpressVPN(海外) | 3000台 94ヶ国 |
セカイVPN(国内) | 10台 10ヶ国 |
スイカVPN(国内) | 47台 24ヶ国 |
設置している国や数が少ないと、利用したい国のサイトへアクセスできない、速度が遅い、などの問題があり快適に利用できません。可能な限り設置国や設置数が多いVPNを選ぶことをおすすめします。
同じ国でも複数のサーバーがあると問題が生じた際に切り替えが可能。
サポート体制
サポート体制は有料VPNであれば海外・国内問わずしっかり整っています。
どちらも差はほとんどありませんが、国内VPNのほうが丁寧な対応を期待できるため安心です。また、海外VPNはサポート体制が英語のみの場合が多いのはデメリットですね。
VPNの危険性やリスク
VPNにはまったく危険性がないわけではなく、下記のリスクがあります。
- 情報漏えいの可能性
- セキュリティ上の問題
- VPNによるログの取得
- VPN利用による犯罪
しっかり危険性を理解・認識したうえで正しく利用しましょう!
VPN側による情報漏えい
VPNはサービスを提供するにあたりユーザーの情報(ログ)を唯一取得できます。
もしVPN側がログを取得しており、それを故意に第三者に売ったりすれば、閲覧記録やIPアドレスなどの個人情報が漏洩します。
情報漏洩の対策は?
VPN側による悪用を防ぐには、長年の信頼や実績のあるVPNを選びましょう。有料VPNはもちろんのこと「ノーログポリシー」のVPNを選ぶことで、情報漏洩の可能性は低くなります。
VPN側のセキュリティ上の問題
VPNは暗号化された専用のトンネルを構築することで安全な通信を実現しています。
しかし、そもそもVPNプロトコル(システム)に脆弱性がある場合には、ハッカーによって攻撃される可能性があります。その危険性が高いのが無料のVPNで、悪意のある第三者によって利用者の情報が盗まれることがあるのです。
セキュリティ対策は?
高いお金を払ってしっかりVPN環境を構築している有料のVPNを利用することで防げる確率が高まります。
VPNによるログの取得
VPNによっては利用者のIPアドレスや履歴などのログを取得していることがあります。
基本的に「ノーログポリシー」を謳っており、長年にわたって利用者の信頼があるVPNであれば比較的安心して利用できます。
以下に該当するVPNは避けましょう。
- 無料のVPN
- ノーログポリシーの記載がないVPN
- ノーログポリシーだけど過去に開示請求に応じたVPN
有料VPNで「ノーログポリシー」が公式サイトに明記されてるか確認!
VPN利用による犯罪
VPNを利用して不正な行為を行った場合、警察や法執行機関によって逮捕される可能性があります。
例えば以下のような犯罪行為が該当します。
- ハッキングや不正アクセス
- 違法なファイル共有
- 違法動画のダウンロード
- ネット詐欺
- テロ活動
いくらIPアドレスを偽装してもバレない可能性はゼロではなく、VPNによっては法執行機関に情報を開示してしまう可能性があります。
便利なVPNを悪用して犯罪行為をすることは許されませんし、違法ですので絶対にやめましょう。
VPNを利用する際には「悪いことは必ずバレる」と思って利用するといいですね!
- VPNが違法な国での利用は注意
- 一部の国ではVPNが法律で禁止されています。例えばベラルーシや北朝鮮、イラク、トルクメニスタン、オマーンは利用自体が禁止。中国やロシア、イランなどは許可されていないVPNの利用は法律で禁止されています。
VPNの危険性や安全な使い方、代替え手段は以下の記事で詳しく解説しています。
VPNの利用用途
VPNはどんな用途で利用するのかを具体的に紹介します。
さまざまな使い方がありますが、以下6つが主な使い方です。
- カフェの公衆Wi-Fiを安全に使用
- テレワークで自宅Wi-Fiを安全に使用
- オンラインゲームで使用
- 日本から海外のサイトへアクセス
- 海外から日本のサイトへアクセス
- ネット制限のある国で使用
VPNを使うことでさまざまな恩恵を受けれます!
カフェなどの公衆Wi-Fiを安全に使用
VPNを使う一番の目的は、自宅や外出先で公衆Wi-Fiに接続するときです。
公衆Wi-Fiとは、カフェや街中などで飛んでいるWi-Fiのことで、無料で使えるものもあれば(鍵なし)、有料で使えるものもあります(鍵付き)。
- 公衆Wi-Fiの具体例
- Wi2、at STARBUCKS_wi2、LAWSON_Free_Wi-fiなど
鍵付きのWi-Fiは暗号化されており比較的安全です。しかしパスワードを共有している場合もあり、絶対に安全ではなくあくまで安全度が高いだけ。一方、鍵なしのWi-Fiは暗号化されていないため、第三者によって簡単に不正アクセスされます。
鍵マークがない公衆Wi-Fiをそのまま使うのは絶対NG!
公衆Wi-FiはVPNで安全性が向上
鍵の有無に関わらず、カフェなどで公衆Wi-Fiを使うときは必ずVPNを利用しましょう。
VPNを利用することで暗号化された専用回線でネット通信するため、第三者がアクセスするのは困難になります。つまり不正アクセスによる情報漏洩を防げるのです。
これは仕事をするときは当然ながら仕事以外のときも同じです。休日にカフェで公衆Wi-Fiでネットに接続するときも、VPNを利用しないと個人情報が盗まれます。
カフェでパソコン作業するときは必ずVPNを利用する!
Wi-Fi使用時のVPNの必要性や接続方法などは以下の記事で詳しく解説しています。
テレワークで自宅Wi-Fiを安全に使用
テレワークで自宅のWi-Fiを使うときもVPNは必要です。
実は自宅にあるWi-Fiも安全ではありません。パスワードを初期設定のまま使っていたり解読された場合には、第三者から不正アクセスされる可能性があります。
まさに落とし穴!自宅のWi-Fiも安全ではない!
テレワーク時には会社とやり取りし、重要な情報やデータを扱うことがあります。その際に不正アクセスされていたら会社に損害を与えてしまうことも考えられます。
会社が指定した安全な回線が用意されていれば別ですが、自宅のWi-Fiを使うなら、VPNを利用して安全性を高めることを推奨します。
オンラインゲームで使用
ネットに接続したオンラインゲームをプレイする場合にもVPNの利用を推奨します。
VPNを利用することで主に3つのメリットがあります。
- セキュリティを強化する
- 地域制限を回避する
- 速度を改善する
ゲーム中に不正アクセスされて個人情報やアカウント情報が盗まれることを防ぐため、VPNを利用するのは有効な手段です。また、ゲームによっては特定の地域のプレイヤーのみアクセス可能な場合があり、VPNを利用しIPアドレスを変更することでプレイできたりします。
プレイ速度にも影響があり、インターネットのルートを変更することで速度が速くなることがあります。ただしVPNを利用することで逆に速度の低下も想定されます。
ゲームでVPNを使用するときの注意点
不正な手段でプレイするプレイヤーを防止するため、オンラインゲームによってはVPNの使用が禁止されている場合がありますので利用規約を確認しましょう。
日本から海外のサイトへアクセス
VPNの利用用途として多いのが、日本から閲覧できない海外サイトへのアクセスです。
VPNを使うことでアクセスしたい国のサーバーへ接続し、その国のIPアドレスで接続しているように偽装できます。日本にいながら、あたかもその国からアクセスしているように見せかけるのです。
- 海外サイトはIPアドレスで接続を判断
- 地域制限がある海外のサイトは、IPアドレスによりどの地域からのアクセスか判断しています。例えば、米国のサイトなら米国のIPアドレス(米国国内からのアクセス)でないと閲覧できないのです。
VPNは世界各国にサーバーを複数設置しています。閲覧したいサイトがある国のサーバーを選ぶだけで、いとも簡単に見れるようになります!
海外の動画配信サービスにアクセス
日本から海外サイトへアクセスする主な目的は海外の動画配信サービスです。
具体的には海外のNetflixやHulu、HBO MAXなど。これらのサイトでは、日本で未配信の作品を視聴できるのですが、日本からのアクセスは禁止されており通常は視聴できません。
そこでVPNの出番。本来であればその国へ渡航しなくてはいけませんが、VPNを使用することで日本にいながらアクセスできるのです。
日本では見れないジブリ作品を海外サイトで安く視聴できたりします!
VPNで海外サイトへアクセスする際の注意点
一部のサイトはVPNの利用によるアクセスを制限している場合がありますし、アクセスできてもVPNを使用することで通信速度が低下することがあります。また、利用規約や法律に違反することがないよう慎重に利用しましょう。
以下の記事では日本から海外のサイトへ簡単にアクセスする方法について徹底解説しています。
海外から日本のサイトへアクセス
VPNを利用すれば滞在先の海外から日本のサイトへアクセスできます。
実は日本のABEMAやNetflixなど一部のサイトは、海外からのアクセスを制限しています。しかし、海外在住者や留学中の方、海外旅行している方で日本のサイトへアクセスしたい方は多いです。
VPNを利用することで、海外にいながら日本のIPアドレスに偽装でき、日本国内からのアクセスと認識させ、日本にいるのと同じようにアクセスできます。
VPNの利用は通信速度が遅くなる場合があります。動画の視聴が難しい場合があるので注意。
ネット制限のある国で使用
世界にはインターネットが厳しく制限されている国があります。
そんな制限されている国においても、VPNを利用しIPアドレスを変えることで自由に海外のサイトへアクセスできるようになります。
とくに中国ではVPNは必須アイテムと言えます!
中国ではネット制限が厳しい
中国には「グレート・ファイアウォール」と呼ばれる、インターネットを検閲したりブロックするシステムが導入されています。これによりYouTubeやTwitterなどの有名なサイトへのアクセスが禁止されており、中国国内からは利用できません。
最近ではVPNの利用も厳しく制限されるようになっていますが、VPNを利用すればまだまだ海外のサイトへ自由にアクセス可能です。
中国でVPNを利用する場合、一部のVPNサービスはブロックされており利用できないことがあります。また、中国国内のVPNサービスもありますが、これらのサービスは政府の規制に従う必要があり、プライバシーやセキュリティについての不安があるため使用は避けましょう。
- 中国では基本的にVPNは違法
- 中国は一部を除きVPNの利用は違法です。違反すると罰金や懲役などの厳しい処罰が科せられる可能性があります。ただし、現時点において捕まるリスクは限りなく低いとされ、いまも日本人を含め多くの人が利用しています。
中国でのVPN利用は自己責任。政治的な目的や違法な活動に利用しないよう注意しましょう!
VPNの接続方法・使い方
VPNの接続方法をわかりやすく解説します。
契約してから利用開始までの工程は少なく、非常に簡単で誰でもできます。
VPNの利用手順
- 手順1VPNサービスを契約
複数あるVPNサービスから好みのものを選んで契約する。
- 手順2ソフトウェア(アプリ)をダウンロード
契約したVPNサービスが提供するソフトやアプリをダウンロード&インストール。パソコンの場合はソフト、スマホやタブレットの場合はアプリ。iPhoneはApp StoreからAndroid端末はGoogleストアからダウンロードできます。
- 手順3ソフトウェア(アプリ)にログイン
インストールしたソフト(アプリ)を起動し、契約した際のIDとパスワードでログインします。
- 手順4接続するサーバーを選択
ソフト(アプリ)内で接続したい国のサーバーを選択してVPNをONにします。
- 手順5完了
VPNの利用はとても簡単で、契約してアプリを入れて起動するだけです。安全性を確保するため、パスワードは解読不可能な強力なものを使用しましょう。
VPNをスマホで使う方法
スマートフォンでVPNを利用するための手順は以下になります。
- VPNを選び契約
- VPNアプリをダウンロード
- VPNアプリを起動しログイン
- VPNの接続開始
VPNの契約はパソコンからでもスマホからでも大丈夫です。
契約したサービスの「VPNアプリ」をダウンロードします。アプリのダウンロードはお持ちのスマホ(iPhoneかAndroidか)によって異なります。
- iPhoneはApp Storeから
- AndroidはGoogleストアから
ダウンロード&インストールできたら、アプリを起動して契約時に入力したIDとパスワード使いログインします。ログインできたら使用するサーバーを選択することで接続が確立。通信は暗号化され安全になり、IPアドレスも切り変わります。
VPN接続を解除するにはVPNアプリから切断するか、スマートフォンの設定からVPNをオフにできます!
VPN接続でテザリング
VPNに接続中もテザリング機能は利用できます。
テザリングってなに?
テザリングとは、自分のスマホをルーター代わりにしてWi-Fi電波を出し、ほかのデバイスで接続することでインターネットが使えるようになる機能です。
VPNを使用してテザリングする場合でも、接続したデバイスの通信は暗号化され、安全性や匿名性が増します。
- テザリングしてVPNを使う際の注意点
- テザリングをしたスマホのバッテリー消費が通常よりも早くなり、データ通信量の消費も激しくなるため、通信量制限がある方は注意。
VPNに接続できないときの対処方法
VPNに接続できないときには以下のことを確認してみましょう。
- ユーザー名とパスワードが正しいか
- VPNサーバーのアドレスが正しいか
- VPNプロトコルが正しいか
- ファイアウォールがVPN接続をブロックしていないか
- ソフトウェアが正しくインストールされているか
- インターネット接続が正しく設定されているか
ソフト(アプリ)にログインできない場合、VPNの公式ホームページからIDとパスワードを確認・変更することでログインできます。パスワードを忘れている場合も同じです。
ログインできたけど接続できないことはないので、まずはネット接続を確認。解決しない場合は、接続するサーバーを変えることで大抵の場合は解決します。
どうしても接続がうまくできない場合には、契約しているVPNサービスのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう!
VPNの接続が不安定なときの対処法
- ネット接続(速度)を確認する
- 別のVPNサーバーに接続してみる
- VPNアプリを再起動&更新する
- 接続プロトコルを変更する
- スマートフォンまたはコンピュータを再起動する
VPNの接続が不安定な場合は、元のネット通信を確認してみましょう。元のネットが不安定だとVPN接続も不安定になります。
ネット通信に問題がない場合は、VPNアプリ(ソフト)でVPNサーバーを別のものに変えてみましょう。同じ国の違うサーバーやほかの国のサーバーに切り替えます。
VPNサーバーの負荷が高い場合は、接続が不安定になることが。
それでも解決しない場合は、VPNアプリを再起動したりアプリが最新の状態かどうか確認。最新でなければ更新します。それでもダメなら、スマホやパソコン自体を再起動を試してみましょう。
- 接続プロトコルを変更する方法
- VPNアプリ内の接続プロトコル(PPTP、L2TP / IPSec、OpenVPNなど)を変更することで接続が安定することがあります。ただし、一部のプロトコルは他のプロトコルよりも安全性に欠けることがあるため、必要に応じて変更。
VPNの選び方
たくさんあるVPNのなかから「なにを基準にして決めればいいのか」悩むと思います。
VPNを選ぶ際にはいくつか考慮すべき点があるため、それらすべてを踏まえたうえで総合的に判断して決めましょう。
変なVPNを選ぶと安全やプライバシーが侵害される恐れがあります!
VPNを選ぶ際に考慮すべき点
VPNを選ぶ際には以下の点を考慮して選びましょう。
- 安全性とプライバシー
(ノーログポリシー) - 同時接続台数
- サーバー数と国数
- 通信速度と帯域幅
- 価格
- 返金保証の有無
- カスタマーサポートの体制
安全性とプライバシー(ノーログポリシー)
VPNを選ぶうえで一番重要なことは、セキュリティとプライバシーの保護です。
それを証明するのが以下の2つ。
- 「ノーログポリシー」を採用しているか
- 利用者による信頼や実績があるか
- ノーログポリシーとは?
- データ通信する際に利用者のログ(IPアドレスや通信履歴など)を取得するかどうかで、「ノーログポリシー」とはログを取得しないということ。
VPNサービス側がログを取得しないことで、第三者に情報が漏れる可能性が低く、安全性や匿名性が保たれます。
VPNサービスによっては「ノーログポリシー」を採用していなかったり、ログを収集していることがあります。その場合には第三者に売られたりする可能性があるため危険です。
「ノーログポリシー」を採用していても、過去に情報提供等に応じている可能性もあるので、選ぶ際には利用者の口コミを確認するのも大事。
ノーログポリシーのVPNなら基本的に第三者への情報提供はない!
同時接続台数
同時に何台までデバイスを接続できるかです。
複数のデバイス(スマホやパソコン、タブレット)を同時に使うとき、自宅などで家族で利用するときなどに重要になります。
基本的に1契約で3台以上使える場合が多いです。
ひとりで利用するならそこまで重要ではありません。
サーバー数と国数
VPNの会社は世界中にサーバーを設置しており、世界何ヶ国に設置しているのか、どのくらいの数を設置しているのかは重要です。
設置国数とサーバー数が重要な理由は2つ。
- 通信速度が速い傾向にある
- さまざまな国にアクセス可能
設置されている場所やサーバー数が多いVPNほど、安定していて通信速度が速くなる傾向にあり快適にネットを楽しめます。選ぶ際には世界中に数千のサーバー設置数があるVPNを選ぶといいです。
「サーバー設置国=アクセス可能な国数」なので、たくさんの国に設置されていれば、利用者側もいろいろな国のサイトにアクセスできるわけです。
海外サイトを利用したい場合、お目当ての国にサーバーが設置されているか確認しましょう!
通信速度と帯域幅
VPNを利用すると通信速度が低下する場合があります。
あまり通信速度が遅いVPNだと動画配信サービスやオンラインゲームには適しておらず、利用しても満足に使えないことがあります。
選ぶ際には「どのくらいの速度が出るのか」を確認し超高速なVPNを選びましょう。
実際に利用している人の口コミをチェックしてみるのも得策です。
価格
価格に関しては「無料」と「有料」のVPNがあります。
無料のVPNは安全性に問題があるケースが多いので選択肢から外し、必ず有料のVPNを利用するようにしてください。情報漏洩に関わるため「無料」に惹かれてはいけません。
有料のVPNは価格がバラバラですが、2年契約で月額1,000円以下が多いです。月額300円程度で提供しているVPNもありますが、「安い=性能が劣る」というわけではありません。
目安として300〜1,000円の範囲で選ぶことをおすすめします。
返金保証の有無
有料のVPNには「返金保証」があるところがほとんどです。
返金保証がないVPNサービスはまず選択肢から外しましょう。必ず返金保証やお試し期間があるVPNサービスを利用し、選ぶ際にはその期間に注目。基本的にどこも30日間は返金保証が付いています。
満足できなかったらしっかり返金してくれるため安心です!
カスタマーサポートの体制
VPNを利用していて問題が発生することも考えられます。
その際に大事なのがカスタマーサポート。いまの時代はネットで検索すれば大抵のことは解決できますが、サポートがあるのとないのとでは大違い。
- 24時間対応しているのか?
- メールやチャットでの対応も可能か?
- 電話だけの対応なのか?
- 日本語派対応してるのか?
サポートが複数あったり手厚くサポートしているVPNを選ぶことを推奨します。
VPN選びで特に重視すべき項目
VPN選びでもっとも大事なのが以下3つです。
- ログの取得(ノーログポリシー)
- 通信速度
- サーバーの設置数
ログを取得するかどうかは安全性に直結するため最重要。
安全性や匿名性のためにVPNを利用しますので、ここだけは妥協してはいけません。必ず「ノーログポリシー」で評判の良いサービスを選ぶように心掛けましょう。
VPNを利用して快適にネットを楽しめるかどうかは、サーバーの数や性能に関わってきます。単純にサーバーの数が多いVPNや速度の速いVPNを選ぶと失敗は防げます。
上記3つの項目をベースにして自分に合うVPNを選びましょう!
VPNの失敗しない選び方は以下の記事で詳しく解説しています。
VPNの比較とおすすめ
たくさんある国内・海外のVPNサービスをすべて比較しています。
VPNは基本的に似たようなサービスですが、価格やサーバー数などに違いがあります。しっかり比較しうえで、高性能なサーバーを持ち、セキュリティが優れていて信頼あるVPNを選びましょう。
VPNサービスの比較
NordVPN | ExpressVPN | MillenVPN | Surfshark | CyberGhost | Private Internet Access | セカイVPN | スイカVPN | Atlas VPN | Proton VPN | PureVPN | VyprVPN | |
おすすめ度 | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
月額料金 | 月額530円〜 (2年契約) | 月額1,100円〜 (1年契約) | 月額396円〜 (2年契約) | 月額325円〜 (2年契約) | 月額320円〜 (2年契約) | 月額209円~ (3年契約) | 月額1,100円 | 月額799円 (2年契約) | 月額233円~ (3年契約) | 月額720円~ (2年契約) | 月額280円〜 (2年契約) | 月額680円~ (1年契約) |
サーバー数 設置国 | 5467台 60ヶ国 | 3000台 94ヶ国 | 1300台 72ヶ国 | 3200台 100ヶ国 | 6800台 91ヶ国 | 12,178台 84ヶ国 | 10台 10ヶ国 | 50台 45ヶ国 | 750台 45ヶ国 | 2,181台 67ヶ国 | 6,500台 78ヵ国 | 700台 78ヶ国 |
同時接続台数 | 6台 | 5台 | 10台 | 無制限 | 7台 | 10台 | 3台 | 50台 | 無制限 | 10台 | 10台 | 10台 |
ノーログ ポリシー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 記載なし | 記載なし | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
通信速度 | 超高速 | 超高速 | 超高速 | 超高速 | 超高速 | 超高速 | 高速 | 高速 | 高速 | 高速 | 高速 | 高速 |
無料体験 返金保証 | 30日間 (返金保証) | 30日間 (返金保証) | 30日間 (返金保証) | 30日間 (返金保証) | 45日間 (返金保証) | 30日間 (返金保証) | 2ヶ月 (無料体験) | 30日間 (無料体験) | 30日間 (返金保証) | 30日間 (返金保証) | 31日間 (返金保証) | 30日間 (返金保証) |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
主要VPNサービスの比較表で、比較すべき重要なポイントをすべて並べています。
ほかにも知名度が低く利用者が少ないVPNはありますが、利用する方のほとんどは上記いずれかのサービスを利用しています。
おすすめVPNサービス
おすすめするVPNサービスの紹介です。
- NordVPN:非常に高いセキュリティとプライバシー保護を優先し、世界各国に膨大な数のサーバーを持っています。安全性や匿名性を重要視する方に特におすすめです。
- ExpressVPN:信頼性が高く「高速」で有名で、世界中のサーバーを利用できます。通信速度の速さから動画配信サービスやオンラインゲームに最適。
- MillenVPN:日本の信頼あるVPNサービスで、日本語対応が充実しており、国内VPNのなかでも最安値で提供しています。高いセキュリティなのも選ぶ要素のひとつです。
- Surfshark:低価格で高品質のサービスを提供するVPNで、ほかと違う点は、デバイスの同時接続台数が無制限であること。一度にたくさん接続する方におすすめです。
- CyberGhost:世界中に膨大な数のサーバーがあるため、安定して高速な通信が可能です。使いやすいインターフェースで、返金保証も45日間と他社よりも長い。
上記5つは世界中で利用され、超高速で信頼性があるVPNです。
NordVPN
月額料金 | 月額530円〜 (2年契約) |
サーバー数 設置国 | 5467台/60ヶ国 |
同時接続台数 | 6台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://nordvpn.com |
NordVPNは、世界中に設置されている5,000以上のサーバーを利用できるVPNサービスで、特にプライバシー保護を優先にした「信頼性」が売りのVPNサービスです。
現在もっとも安全な暗号化技術とされている「AES-256ビット暗号化技術」を採用。利用者のデータが保存しない「ノーログポリシー」も採用しているため、第三者にデータが漏れたり盗まれる可能性は極めて低いです。
パナマに拠点を置いているため、EUや米国の監視法からも安全。
NordVPNは、WindowsやMac、Android、iOS、Linuxなど、さまざまなデバイスに対応し、24時間365日のサポート体制があります。
利用者が多く信頼の高いVPN。初めて使う人はコレを使えばOK!
安心の30日間返金保証あり!
NordVPNの詳しいサービスの解説は以下の記事で徹底解説しています。
ExpressVPN
月額料金 | 月額1,100円〜 (1年契約) |
サーバー数 設置国 | 3000台/94ヶ国 |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://www.expressvpn.com |
ExpressVPNは世界中に数多くのサーバーを持ち、高速で安全な接続を提供することで知られているVPNサービスです。
安全性の高さはもちろん、サーバー数の多さや独自の技術から、通信速度の速さには定評があります。実際にVPNを利用していることに気づかないほど速いです。
24時間365日のカスタマーサポートを提供し、メールやチャットにも対応。30日間の返金保証もあるため安心して利用できます。
安心の30日間返金保証あり!
MillenVPN
月額料金 | 月額396円〜 (2年契約) |
サーバー数 設置国 | 1300台/72ヶ国 |
同時接続台数 | 10台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://millenvpn.jp/ |
MillenVPNは国内の会社が提供するVPNサービスで、サーバー設置数、プライバシー保護、高速通信、充実なサポートなどで国内トップを誇ります。
日本のVPNサービスが謳っていない「ノーログポリシー」を採用しているため、国内VPNのなかでもっとも安全性や匿名性の高いサービス。
Windows、Mac、Linux、iOS、Android、Chromebook、ルーターに対応。24時間365日のカスタマーサポートを提供しており、30日間の返金保証も提供しています。
月額396円から使え、レンタルサーバーmixhostで有名な「アズポケット株式会社」が運営する国産VPNであることから国内利用者も多いです。
安心の30日間返金保証あり!
Surfshark
月額料金 | 月額325円〜 (2年契約) |
サーバー数 設置国 | 3200台/100ヶ国 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://surfshark.com |
Surfsharkは世界中で複数のサーバーを運用しており、世界中に利用者がいるコストパフォーマンスに優れたVPNサービスとして有名です。
高速通信のほかに同時接続が可能なデバイスは無制限なため、家族や友人と共有して使用する人にとって重宝します。価格もお手頃でマルウェア保護、広告ブロック、トラッキング保護など、さまざまなセキュリティ機能を備えています。
Windows、Mac、Linux、iOS、Android、Chromebook、Fire TVに対応。24時間365日のカスタマーサポートを提供しており、30日間の返金保証もあります。
世界中に利用者がおり長年の信頼性と安心感があるVPNです!
安心の30日間返金保証あり!
CyberGhost
月額料金 | 月額320円〜 (2年契約) |
サーバー数 設置国 | 6800台/91ヶ国 |
同時接続台数 | 7台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 45日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://www.cyberghostvpn.com |
CyberGhostは、世界91ヶ国に膨大な数のサーバーを持ち、強力なセキュリティ機能を備えているVPNサービスです。
初心者でも簡単に利用できるインターフェースを持ち、使いやすいVPNサービスとして知られています。7つのデバイスに同時接続、自動Wi-Fi保護、キルスイッチといった安全性を高める豊富な機能があるのも大きな特徴です。
24時間365日のカスタマーサポートはもちろん、ほかのVPNサービスよりも長い「45日間」の返金保証もあるので安心して利用できます。
長い45日間返金保証あり!
まとめ
年々重要度が増しているVPNについて、初心者でもわかるように詳しく解説しました。
VPNを使うことで以下のようなメリットがあるため、より安全に快適にインターネットを楽しみたい方はぜひ利用しましょう。
- セキュリティの向上
- プライバシーの保護
- 地理的な制限の回避
- 匿名性の向上
おすすめのVPNは、総合的に判断するとNordVPNです。
サーバーの設置数や設置国が多く、VPNを通した通信でも「超高速」で快適に利用できます。海外サイトへのアクセスも容易ですし、ログも残さないので自身のIPアドレスを隠したい場合にも重宝します。
安心の30日間返金保証あり!