日本から海外サイトへアクセスできない悩みは100%解決できます。
しかも初心者でも簡単に、なおかつ安全な方法で。
この記事では以下のことについて徹底解説していきます。
- 海外サイトを見る方法
- 一部の海外サイトが見れない理由
- 見るのに一番おすすめな方法
- 実際のアクセス方法
最後まで読むことで、どんな海外サイトもアクセス制限に悩まされることなく自由に閲覧できるようになります!
海外サイトを簡単に見るならVPNの一択!
海外のサイトへアクセスするならVPNがもっとも簡単で一般的です。
VPNはアクセス制限を回避できる仕組みなため、誰でもワンクリックで見たい海外サイトを見れるようになります。
さまざまなVPNがありますが、世界中の国のサイトへアクセスできるNordVPNがもっともおすすめできます。NordVPNを使うことで、本来は見れない世界各国のサイトが瞬時に見れるようになるのです。
公式サイト:NordVPN
日本から海外サイトが見れない理由
日本から海外の一部のサイトを見れない原因は「IPアドレス」による制限です。
ここではまず「IPアドレスとは何なのか?」を紹介し、IPアドレスを変更することで、日本にいながら簡単に海外のサイトが見れるようになることについて解説します。
IPアドレスで制限されている
日本から海外サイトが見れない理由は「IPアドレスで制限される」からです。
- IPアドレスとは?
- インターネットを使うとき、お使いのスマホやタブレット、パソコンなどには「インターネットで通信するための固有の住所」が割り当てられており、これがIPアドレスです。
IPアドレスには地理的な位置情報が含まれており、どの国や地域からアクセスしているかを特定できます。この各デバイスが持つ固有のIPアドレスを用いてアクセス制限が行われることがあり(ジオブロッキング(地域制限))、これが原因で海外の一部のサイトが見れないのです。
ネット上の住所であるIPアドレスによって特定の国からのアクセスを遮断している!
IPアドレスで制限されている理由
なぜ一部の海外のサイトがIPアドレスによってアクセス制限しているのか?
その理由は主に以下3つが挙げられます。
- 著作権やライセンスの制約
- 法規制や政治的理由
- サーバー負荷の軽減
アクセス制限するには上記の理由がある!
著作権やライセンスの制約
著作権やライセンスの制約が理由で、海外サイトが日本からのアクセスを制限する場合があります。
これは主に著作権保有者とコンテンツ配信者との契約によるもので、特定の国や地域でのみ配信が許可されているコンテンツが存在します。
例えば、映画やドラマ、音楽などのコンテンツがそれに該当。
これらのコンテンツは、制作会社や著作権者が配信権を持っており、各国の放送局や動画配信サービスに対してライセンス(使用許可)を提供します。この際、配信範囲が国や地域によって限定されることが多く、その結果、海外サイトが日本からのアクセスを制限することになるのです。
国や地域で著作権やライセンスの範囲を決めているため、勝手に個人に見させないようにしている!
法規制や政治的理由
国や地域の政府がインターネット上の情報に対して規制や制限をかけることがあり、具体的には以下のような状況が考えられます。
・情報統制
一部の国では政府が情報を統制し、国内のインターネットユーザーがアクセスできる情報を制限しています。そのため、日本からのアクセスが海外サイトに制限されるのです。
・検閲
政府が国内のインターネット上の情報やコンテンツを検閲し、特定の情報や意見の流通を制限する場合があります。その結果、一部の海外サイトが日本からのアクセスを制限するのです。
・法律の遵守
一部の国では、特定の分野に関する法律や規制が存在し、それに従わなければならない場合があります。例えば、ギャンブルやポルノなどのコンテンツに関する法律が厳格な国があります。そのため、そのようなコンテンツを提供する海外サイトが日本からのアクセスを制限することがあります。
・政治的対立
国家間の政治的対立や緊張が原因で、相手国のインターネットサービスへのアクセスが制限されることがあります。この場合、日本からのアクセスが制限される海外サイトが存在することがあります。
サーバー負荷の軽減
ウェブサイトやオンラインサービスの運営者が、サーバーへの負荷を軽減するために特定の地域からのアクセスを制限することがあります。
具体的には以下のような状況が考えられます。
・トラフィックの制限
サイトの人気が高まると、同時に多くのユーザーがアクセスしようとするため、サーバーに大きな負荷がかかります。これを防ぐために、運営者は特定の地域からのアクセスを制限することがあります。
・サービス対象地域の限定
サービス提供者が対象とする地域を限定することで、サーバーへの負荷を抑えることができます。例えば、特定の国や地域向けのサービスを提供する場合、それ以外の地域からのアクセスを制限するのです。
・リソースの配分
サーバーのリソース(帯域幅、処理能力など)は限られているため、運営者はこれらのリソースを効率的に利用する必要があります。そのため、特定の地域からのアクセスを制限し、リソースを最適に配分することがあります。
アクセス数が多くなるとサーバー負荷が高まり、サイトのパフォーマンスが低下することがあります。そのため、一部の地域からのアクセスを制限し、サーバー負荷を軽減することがあるのです。
IPアドレスを変更すると見れる
日本から海外サイトが見れない制限を解除するためにはIPアドレスを変更する必要があります。
例えば、米国のサイトを閲覧したいときは米国のIPアドレスに、英国のサイトを閲覧したいときは英国のIPアドレスに。つまりその見たいサイトの国のIPアドレスに変更する必要があるのです。
IPアドレスを変更することで、ウェブサイト側からは同じ国からのアクセスと認識され、アクセス制限が解除されるということ。
見れない海外サイトを見るならIPアドレスを変えればOK!
海外サイトを簡単・安全に見る3つの方法
海外サイトを見るにはIPアドレスを変更する必要がありますが、ここでは簡単で安全性の高い以下3つの方法を紹介します。
- VPNを使用する
- Webブラウザのプラグインを使用する
- プロキシサーバーを使用する
難しい用語が出てきましたが、これらの用語もわかりやすく解説していきます。
VPNを使用する
もっとも一般的で簡単に安全にIPアドレスを変更できるのがVPNを使う方法です。
VPN(Virtual Private Network)とは仮想プライベートネットワークのことで、インターネット上で安全に通信するための技術です。これを使用することで、自分のデバイスのIPアドレスを海外のものに変更でき、アクセス制限されている海外のサイトにアクセスします。
VPNを使用して海外サイトを見る手順は以下のとおりです。
- VPNサービスを契約する
- VPNアプリをダウンロード&インストール
- VPNアプリにログインしサーバーに接続
- 海外サイトにアクセス可能
使用したいVPNサービスを選び契約。お使いのスマホなどにVPNアプリやソフトをダウンロードしてログイン。見たい海外サイトの国のサーバーを選んで接続するだけでIPアドレスを変更でき、見たいサイトへアクセスできるようになります。
VPNは安全に通信できる技術で、クリックひとつで簡単にIPアドレスを変更することも可能!
VPNを使っても接続できない際の対処方法
VPNを使用しても海外サイトにアクセスできないケースもあります。
理由は、海外サイト側がVPNを経由してアクセスしていることを検知し遮断しているからです。しかし、VPNを使っても海外サイトが見れない場合の対処方法を試すことでアクセスできるケースもあるため、接続できない場合は参考に。
Webブラウザのプラグインを使用する
一部のWebブラウザ(ChromeやSafariなど)には、IPアドレスを変更できるプラグイン(拡張機能)があります。これを利用することで自分のデバイスのIPアドレスを変更でき、簡単にアクセス制限を解除できるのです。
Webブラウザのプラグインを使用して海外サイトを見る手順を詳しく解説します。
- Webブラウザを選択
- 適切なプラグインを探す
- プラグインをインストール
- プラグインを設定&接続
- 海外サイトにアクセス可能
プラグイン(拡張機能)を利用できるWebブラウザは限られており、主にGoogle ChromeやMozilla Firefoxなどで利用できます。
IPアドレスを変更できるプラグインには「Hola VPN」や「TunnelBear VPN」などがあります。
これらの無料のプラグインは通信速度が遅かったり、安全性が低いことがあるため、評判やレビューを確認しながら注意深く選ぶ必要があるのです。
プラグインを選んだらWebブラウザにインストール。プラグインの公式サイトやブラウザの拡張機能ストアから簡単にインストールできます。インストールしたら設定画面を開き、海外のサーバーを選択すればIPアドレスが変更され、海外サイトへアクセスできます。
プラグイン(拡張機能)の注意点
プラグインは安全性や通信速度に不安がある場合があるため、利用する際は信頼性の高いものを選ぶことが大切です。一時的な使用や簡単な目的には適していますが、長期的な利用や高度な安全性を求める場合は、VPNサービスの利用がおすすめです。
プロキシサーバーを使用する
プロキシサーバーは、インターネット上の中継地点として機能するもので、ユーザーとウェブサイトの間に立って通信を行います。プロキシサーバーを利用することで、IPアドレスを変更しアクセス制限を解除できます。
プロキシサーバーを使用して海外サイトを見る手順を詳しく解説します。
- プロキシサーバーを選択
- プロキシサーバーの情報を取得
- Webブラウザの設定
- 海外サイトにアクセス
利用するプロキシサーバーを選びますが、無料のプロキシサーバーは通信速度が遅かったり、安全性が低いことがあるため、信頼性の高い有料のサービスを選ぶことが重要です。
選んだプロキシサーバーから、プロキシサーバーのアドレス(IPアドレスまたはドメイン名)とポート番号を取得。これらの情報はプロキシサーバーを設定する際に必要です。
次に、使用しているWebブラウザの設定画面を開き、プロキシサーバーの設定を行います。設定画面では、取得したプロキシサーバーのアドレスとポート番号を入力し、プロキシサーバーを有効にします。設定が完了したら海外サイトへアクセスできるように。
プロキシサーバーは安全性に懸念
プロキシサーバーは通信内容を暗号化しないため、セキュリティ面でのリスクがあります。そのため、個人情報や機密情報に関わる取引などは避けるようにしましょう。
安全性も確保するならプロキシサーバーではなくVPNの利用がおすすめ。VPNはプロキシサーバーよりも安全性や通信速度が高く、多機能なため、より快適なインターネット環境を提供してくれます。
無料のサービスは使用NG
紹介した3つの方法には有料と無料のものがあり無料で利用することも可能です。
- VPN
- プラグイン(拡張機能)
- プロキシサーバー
しかし無料のサービスは安全性や匿名性に欠けるなどのデメリットがあるため絶対に使うべきではありません。使うことで不正アクセスされたり個人情報の流出が考えられます。
安全性を高めてくれるVPNを使用しても、無料のVPNでは安全性が高くならない!
安全性・匿名性が低い
無料のサービスを使ってはいけない一番の理由は安全性や匿名性の低さです。
例えば無料のVPNサービスは、収益を上げるために利用者のデータ(個人情報)を保存し販売している可能性があります。もしこれが行われていた場合、簡単に不正アクセスされ個人情報が流出します。
無料VPNサービスは以下が原因で安全性は低いです。
- ログの保持
- 広告やマルウェア
- 帯域幅の販売
- セキュリティプロトコルの劣化
- サポートの不足
■ログの保持
無料のVPNは、利用者の個人情報(IPアドレスなど)を取得&保持していることがあります。これらの情報が第三者に漏洩すると、プライバシーの侵害につながります。
■広告やマルウェア
無料のVPNは、収益を上げるために広告を表示することがあります。これらの広告によって、トラッキングクッキーやマルウェアが配信されることがあり、利用者のデバイスが危険にさらされます。
■帯域幅の販売
一部の無料VPNは、利用者の帯域幅をほかの利用者や企業に販売することがあります。これにより利用者のインターネット速度が低下したり、違法行為に利用されるリスクがあります。
■セキュリティプロトコルの劣化
セキュリティプロトコルの品質が低いことがあり、通信内容が第三者に盗聴されたり、改ざんされる可能性があります。有料VPNサービスでは、最新の暗号化技術やプロトコルが用いられており、より安全な通信が可能です。
■サポートの不足
技術サポートやカスタマーサポートが不十分なことがあり、問題が発生した際に適切な対応が受けられないことがあります。
無料VPNサービスは安全性が低く使用するのはNG!安全性やプライバシーを重視するなら、信頼性の高い有料のVPNサービスを選びましょう。
無料VPNは速度が遅い
無料VPNはネットの通信速度が遅い傾向にあります。
通信速度が遅いと、例えば、海外の動画配信サービスで動画を再生できなかったり、再生が途切れ途切れになり快適に使用できないなどのデメリットがあります。
無料VPNサービスの速度が遅い原因は下記のとおり。
- サーバー数の少なさ
- 帯域幅制限
- 優先度の低さ
- 技術的な制約
■サーバー数の少なさ
有料のVPNに比べて提供するサーバーの数が少ないです。そのため、サーバーにアクセスする利用者が多くなると、サーバーへの負荷が増加し、通信速度が低下することがあります。
■帯域幅制限
無料のVPNでは、利用者ごとの帯域幅に制限が設けられることがあります。これにより、一定量のデータを使用すると速度が大幅に低下することがあります。
■優先度の低さ
同じVPNサービスで有料の利用者と無料の利用者がいる場合、有料ユーザーに優先的に高速な通信を提供することがあります。その結果、無料ユーザーの通信速度が遅くなります。
■技術的な制約
無料のVPNは、運営費用を抑えるために技術的な投資が十分でない場合があります。そのため、通信速度を向上させる最新技術や最適化手法が適用されていないことがあります。
高速な通信を求める場合は、有料VPNサービスを選ぶことがおすすめです!
無料VPNと有料VPNの比較や無料VPNの危険性は以下の記事で詳しく解説しています。
もっとも簡単でおすすめはVPN
簡単で安全に海外サイトを見るのに一番のおすすめはVPNです。
実際、海外サイトを見る人のほとんどがVPNを利用しています。
ここでは「VPNがなぜ一番おすすめなのか?」そのメリットやデメリット・注意点について詳しく解説します。
VPNを利用するメリット
海外サイトを見るのにVPNが一番おすすめな理由は主に以下2つです。
- 安全性と匿名性が高い
- 月々の利用料金が安い
VPNはインターネットの安全性が増すうえに利用料金が安いです。ほかの2つの方法も無料で使えますが、安全性に欠けていて推奨できません。
安全性と匿名性が高い
VPNは安全性と匿名性を高めてくれます。
■安全性を高めてくれる
VPNを使ってインターネットを使うと、通信内容を暗号化してくれるため第三者が通信の内容を盗み見る心配がありません。つまり不正アクセスされる心配がなくなります。
■匿名性を高めてくれる
VPNは特定のIPアドレスに自由に変更できます。
もし米国のサイトにアクセスしたいのなら、米国のIPアドレスに簡単に変えれます。このIPアドレスを変えることで、本来のIPアドレス(自分の個人情報)をわからなくさせるため、匿名性が高まることにつながります。
VPNを使用して日本から海外サイトを見ることで、安全性と匿名性が高まり、インターネット上でのプライバシーが向上します!
月々の利用料金が安い
VPNには無料と有料がありますが、前述したように、無料のVPNは絶対に使用NGで、使用するなら有料のVPNに限ります。
「え!?お金かかるの嫌だなぁ」
このように思うかもしれませんが、実は有料のVPNは月々200〜300円程度でして、ほとんどお金がかかりません。安い値段で海外サイトを見れ、なおかつ安全性や匿名性が高まるわけですから、いかにコストパフォーマンスが高いかわかると思います。
下記は主な有料VPNの月額料金になります。
NordVPN | 月額530円〜/2年契約 |
ExpressVPN | 月額1,100円/1年契約 |
Millen VPN | 月額396円〜/2年契約 |
Surfshark | 月額322円〜/2年契約 |
CyberGhost | 月額320円〜/2年契約 |
VPNは基本的に年単位の契約となり、その多くが2年契約です。年単位にすると割引され、月額にすると300円くらい、高くても1,000円くらいしかかからないのです。
安い料金で自由に海外サイトを見れ、なおかつネットも安全になる!
VPNのデメリット・注意点
VPNを使うにはいくつかデメリットや注意点がありますので、事前にしっかり認識したうえで使用するのが望ましいです。
具体的なVPNのデメリットは以下3つになります。
- 通信速度が遅くなる
- VPN側のセキュリティリスク
- VPN使用による犯罪行為
どれもしっかりしたVPNサービスを選ぶことで解決します!
通信速度が遅くなる
技術的な問題で、VPNを使うと通信過程で工程が増えるため、通信速度が遅くなることがあります。
ほかに通信速度が遅くなる原因は主に以下3つ。
- 遠隔地のサーバーへの接続
- サーバーの混雑
- VPNサービスの品質
■遠隔地のサーバーへの接続
VPNを使うことで、通常よりも遠くのサーバーに接続することになります。
例えば日本のサーバーではなく米国のサーバーに接続すると、物理的な距離が遠くなるため、いつもより速度が遅くなりやすい、ということです。
■サーバーの混雑
サーバーにたくさんの利用者が同時に接続している場合も遅くなりやすいです。同時に複数の処理が必要なため、サーバーの帯域幅が一時的に制限されることが原因です。
■VPNサービスの品質
使用するVPNによっても速度は変わります。
有料で高品質なVPNは、通信速度の低下を最小限に抑えるよう最適化されていますが、無料の低品質なVPNは、速度低下の問題が顕著になることがあります。
日本から海外サイトを見る際は通信速度が遅くなる傾向が!しかし高品質なVPNを選ぶことで、速度低下の問題を軽減できます。
VPN側のセキュリティリスク
インターネットの安全性が売りなVPNですが、そもそもVPN側(サーバー)に問題があると安全性や匿名性は低くなります。
下記がVPN側によるリスクの例です。
- ログの取得・保存
- 法的要求による情報開示
- 脆弱性の存在
■ログの取得・保存
VPNにはログ情報(IPアドレスや閲覧履歴などの個人情報)を取得・保存していることがあり、保存している場合には個人情報が漏れる可能性が高まります。例えばログ情報を保存し、これらを販売・共有して収益を得ている可能性もあるのです。
■法的要求による情報開示
政府や法執行機関からの合法的な要求に応じて、利用者の情報を提供する可能性があります。もしログ情報を保存していなければ、そもそも提供できないため匿名性が高いわけです。無料VPNは保存している可能性が高く、有料VPNは保存していないことが多いです。
■脆弱性の存在
VPN側のルーターなどに脆弱性(欠陥)があると、第三者がデータや通信内容にアクセスできる場合があります。そのため定期的にセキュリティアップデートが行われているVPNサービスを選択することが望ましいです。
ログ情報を保存しない「ノーログポリシー」を採用しているVPNサービスを選ぶことが重要!有料の高品質なVPNを選ぶことが大切で利用者の口コミ等も参考に!
VPN使用による犯罪行為
VPNは非常に便利なサービスですが、匿名性を悪用することで犯罪行為をすることも簡単です。
VPNを使って犯罪行為をしないために、以下に気をつけましょう。
- 違法コンテンツへのアクセス
- サイバー犯罪の悪用
- ダークウェブへのアクセス
■違法コンテンツへのアクセス
VPNを使えば、規制されている違法コンテンツにアクセスできます。これにより、著作権侵害や違法ダウンロードなどの犯罪行為に加担することになり、法的なトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
■サイバー犯罪の悪用
VPNの匿名性から、サイバー犯罪者によって、自身の行為を隠蔽するために悪用されることがあります。例えば、ハッキングやフィッシング詐欺などの犯罪行為を行う際に、VPNを利用してアクセス元を偽装し、追跡を困難にすることが可能です。
■ダークウェブへのアクセス
VPNはダークウェブへのアクセスが簡単です。ダークウェブは、違法な取引や犯罪行為が行われる場所であり、VPNを使用してアクセスすることで不適切なコンテンツや犯罪行為に関与するリスクが高まります。
VPNを使って違法行為をすることはやめましょう!法律や規制を遵守してVPNを使用することが重要です。
VPNは違法なの?
そもそもVPNを使って海外サイトへアクセスすることは違法なのでしょうか?
結論から言うと違法ではありません。
例えば、海外の動画配信サービスにアクセスして、日本では視聴できないコンテンツを楽しむことや、海外のニュースサイトを閲覧することは、合法的な利用目的とされます。
しかし、VPNを利用して違法なコンテンツにアクセスしたり、著作権侵害や違法ダウンロードを行うことは違法行為となり罰せられます。また、サイバー犯罪の隠蔽やダークウェブへのアクセスなど、犯罪行為に関与する目的でのVPN利用はもちろん違法です。
一部の国では、政府によってVPNの利用が制限されている場合があります。これらの国でのVPN利用は違法とされることがあるため、現地の法律や規制を確認しておくことが重要です。
VPNを使うこと自体は違法ではないが、利用目的や行為によって違法性が生じる場合がある!
VPNのメリットとデメリットは以下の記事でも詳しく解説しています。
VPNの選び方とおすすめのVPN
たくさんのVPNサービスがあるなかで一体どのVPNを選べばいいのか?
ちゃんと選ばないと重大な問題が発生する可能性もあるため最初のVPN選びは肝心です。
まずは選び方を紹介し「具体的にどのVPNを選べばいいのか?」おすすめVPNも紹介します。
VPNの選び方
VPN選びはとても重要で、ここを間違えると不正アクセスや個人情報の流出が発生します。
良質なVPNサービスを選ぶには以下のことを考慮しましょう。
- ノーログポリシーを採用しているか
- 通信速度は速いか
- 費用とサポート体制
実際に使っている利用者の口コミ・評判を参考にすることがもっとも大事!
ノーログポリシーを採用しているか
VPNを選ぶ際に「ログ情報(IPアドレスや閲覧履歴などの個人情報)」をどう扱うかをしっかり確認しておきましょう。
この「ログ情報」はVPN側が唯一取得・保存できるものです。前述したとおり、この「ログ情報」を取得・保存していることでさまざまなリスクがあります。
よってVPNを選ぶ際には「ログ情報」を取得・保存しないこと(ノーログポリシー)を宣言しているVPNサービスを選ぶことが肝心です。
実際にノーログポリシーを宣言していても、すべてのVPNサービスが遵守しているわけではないため、利用者や第三者による口コミ・評価を参考に、信頼性の高いVPNを選ぶことが重要です。
通信速度が高速か
「通信速度」もVPNを選ぶひとつの要素です。
通信速度が遅いと、例えば、海外の動画配信サービスで動画を再生してもなかなか再生できなかったり、途切れ途切れの再生になります。また、ファイルのダウンロードがスムーズに行えず、ストレスを感じることがあります。
VPNによって通信速度は異なる!高速なVPNを選ぶことが大事。
通信速度が速いVPNを見極めるには以下を考慮しましょう。
- サーバーの数と設置国の数
- サーバーの帯域幅とキャパシティ
- 独自技術の導入
VPNの会社は世界中の国に複数のサーバーを設置しています。
簡単に言えば、多くの国にたくさんサーバーを設置しているVPNは通信速度が速い傾向です。サーバーがたくさんあることで、利用者によるアクセスが分散されて混雑が減り、通信速度が向上するのです。
なにより大事なのが、VPNが運用するサーバーの性能です。帯域幅が広ければ広いほど、同時に多くのユーザーが接続でき、通信速度が維持されます。また、独自の技術やプロトコルを導入しているVPNは通信速度の向上に務めており、速い傾向にあるのです。
実際の通信速度は利用者の口コミや評価を確認しましょう!
費用やサポート体制
月々支払う費用とサポート体制も大切です。
有料の多くのVPNは、1〜2年契約で割引が適用され月々300円程度で利用できます。あまり高額なVPNはありませんが、毎月支払うものなのでなるべく安いVPNを選ぶのも賢明です。
金額が高い=高品質というわけではないのでそこは誤解しないように!
あとはサポート体制が整っているかどうかも重要です。
問題が発生した際に迅速に対応してもらえるサポート体制が整っているサービスを選びましょう。日本での利用者が多く有名なVPNサービスだと、何か起きた際にすぐ解決できて安心です。
失敗しないVPNの選び方は以下の記事で詳しく解説しています。
おすすめのVPN
紹介した選び方を踏まえて、海外サイトを見るためにおすすめなVPNを厳選して3つ紹介。
これらは実際に多く人が利用しており、安全性・匿名性の高いVPNです。
NordVPN
月額料金 | 月額530円〜 (2年契約) |
サーバー数 設置国 | 5467台/60ヶ国 |
同時接続台数 | 6台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://nordvpn.com |
NordVPNは、高速な通信速度と高いセキュリティが特徴のVPNサービスです。
最新のAES 256ビット暗号化を採用しており、通信内容の保護がしっかりと行われています。ノーログポリシーを採用しており、利用者の個人情報が取得されずプライバシーが保護されます。
世界60カ国以上に5,000以上のサーバーが設置されており、さまざまな国のサイトにアクセスできます。これにより、日本から海外サイトを見る際にも、安定した接続速度とアクセスが可能です。
キルスイッチ機能もある!
NordVPNには「キルスイッチ機能」が搭載されています。これにより、VPN接続が切れた場合に自動的にインターネット接続を遮断され、データ漏洩のリスクを最小限に抑えれます。
日本から海外サイトを見るのにおすすめなVPNとして、NordVPNは高い評価を受けています!
安心の30日間返金保証あり!
NordVPNの詳しいサービスの解説は以下の記事で徹底解説しています。
ExpressVPN
月額料金 | 月額1,100円〜 (1年契約) |
サーバー数 設置国 | 3000台/94ヶ国 |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://www.expressvpn.com |
ExpressVPNは、高速な通信速度と使いやすさが特徴のVPNサービスです。
VPN業界のなかでも特に高速な通信速度で知られています。この高速接続により、ストリーミングやオンラインゲームなど、帯域幅が必要なサービスを快適に利用できます。
NetflixやHulu、BBC iPlayerなどの海外ストリーミングサービスに対応。これにより、地域制限のあるコンテンツも快適に視聴することが可能です。
こちらもAES 256ビット暗号化を採用しており、通信内容の保護がしっかりと行われています。ノーログポリシーを採用しており、セキュリティも高いレベルです。
世界94カ国以上に3,000以上のサーバーを展開しており、その広範なサーバーネットワークにより、多くの国のサイトやサービスにアクセスできます。
高速通信なため海外サイトへのアクセスが必要な方に特におすすめです。ただし、ほかのVPNサービスと比較してやや料金が高めであることに注意!
安心の30日間返金保証あり!
MillenVPN
月額料金 | 月額396円〜 (2年契約) |
サーバー数 設置国 | 1300台/72ヶ国 |
同時接続台数 | 10台 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | ◯ |
公式サイト | https://millenvpn.jp/ |
MillenVPNは手頃な価格で利用できる国産のVPNサービスです。
ノーログポリシーを採用し、通信速度も十分高速です。複数の国にサーバーが設置されており、さまざまな海外サイトにアクセス可能。コストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめのVPNサービスです。
MillenVPNは、メールやチャットでのサポートを提供しており、質問やトラブルの際に迅速に対応してくれます。国内VPNということで何かあった際には心強いです。
コストパフォーマンスを重視する方に向いているVPNです!NordVPNやExpressVPNと比べると対応地域や機能面でやや劣ります。
安心の30日間返金保証あり!
VPNを使った実際の視聴方法
VPNを利用して実際に海外サイトを見る方法を、スマホ(iPhone/Android)とPC(Chromeなど)で分けて解説します。
スマホ(iPhone/Android)での視聴方法
VPNを使ってスマホ(iPhone/Android)で海外サイトを視聴する方法について以下のステップで説明します。
- 手順1VPNサービスを選ぶ
お好みのVPNサービスを選んで契約しアカウントを作成します。NordVPN、ExpressVPN、MillenVPNなどがおすすめです。
- 手順2VPNアプリをダウンロード
選択したVPNサービスの公式ウェブサイトや、Apple App Store(iPhoneの場合)やGoogle Play Store(Androidの場合)から、VPNアプリをダウンロードしてインストールします。
- 手順3VPNアプリにログイン
インストールが完了したら、VPNアプリを開き、作成したアカウントでログインします。
- 手順4サーバーを選択
VPNアプリ内で、海外のサーバー(アクセスしたい国のサーバーが望ましい)を選択して接続します。一部のVPNサービスでは、自動的に最適なサーバーを選択する機能もあります。
- 手順5海外サイトへアクセス
サーバーへの接続が完了したら、スマホのウェブブラウザや動画配信アプリを開いて、海外サイトやコンテンツにアクセスします。これで、通常は視聴制限がかかるコンテンツも自由に視聴できるようになります。
- 手順6VPNの切断
視聴が終わったら、VPNアプリ内でサーバーから切断しましょう。これにより、通常のインターネット接続に戻ります。
これらの手順に沿って進めれば、スマホ(iPhone/Android)でVPNを使用して海外サイトを視聴できます。
注意点としては、VPNを使用して動画を視聴すると、通信量が増加する場合がありますので、スマホのデータ通信量に注意してください。無制限プランやWi-Fi環境での利用がおすすめです。
PC(Chromeなど)での視聴方法
VPNを使ってPC(Chromeなど)で海外サイトを視聴する方法について以下のステップで説明します。
- 手順1VPNサービスを選ぶ
お好みのVPNサービスを選んで契約しアカウントを作成します。NordVPN、ExpressVPN、MillenVPNなどがおすすめです。
- 手順2VPNアプリまたはブラウザ拡張機能をダウンロード
選択したVPNサービスの公式ウェブサイトから、PC向けのVPNアプリをダウンロードしてインストールします。または、Google Chromeのようなブラウザを使用している場合は、ブラウザ拡張機能をインストールすることもできます。
- 手順3VPNアプリまたは拡張機能にログイン
インストールが完了したら、VPNアプリまたはブラウザ拡張機能を開き、作成したアカウントでログインします。
- 手順4サーバーを選択
VPNアプリ内で、海外のサーバー(アクセスしたい国のサーバーが望ましい)を選択して接続します。一部のVPNサービスでは、自動的に最適なサーバーを選択する機能もあります。
- 手順5海外サイトへアクセス
サーバーへの接続が完了したら、PCのウェブブラウザを開いて、海外サイトやコンテンツにアクセスします。これで、通常は視聴制限がかかるコンテンツも自由に視聴できるようになります。
- 手順6VPNの切断
視聴が終わったら、VPNアプリ内またはブラウザ拡張機能でサーバーから切断しましょう。これにより、通常のインターネット接続に戻ります。
VPNの利用はとても簡単!初心者でもスマホやPCで簡単に海外サイトを見れます!
海外サイトを見る利用例
VPNを利用して海外サイトにアクセスすることで、さまざまなサービスを享受できます。
ここでは、よく使われる具体的な利用例を2つ紹介します。
- 動画配信サービスで動画の視聴する
- 航空券やホテル予約を安くする
動画配信サービスで動画の視聴
日本から海外サイトを見る用途として、動画配信サービスでの動画の視聴が一般的です。
海外の動画配信サービスには、日本では視聴できないオリジナルコンテンツや未配信の作品がたくさんあります。以下の方法で、日本から海外の動画配信サービスで動画を視聴できます。
- 手順1VPNサービスを契約する
お好みのVPNサービスを選んで契約しアカウントを作成します。NordVPNやExpressVPNなど、高速で安定した接続が可能なVPNサービスを選びましょう。
- 手順2海外の動画配信サービスに登録
NetflixやHulu、Amazon Prime Video、HBO Maxなどの海外動画配信サービスに登録してアカウントを作成します。登録時には、VPNを使って該当国のIPアドレスに接続していることを確認してください。
- 手順3動画配信サービスにログイン
VPNを使って海外のIPアドレスに接続し、動画配信サービスにログインします。
- 手順4動画コンテンツを視聴
ログイン後、通常は日本から視聴できない動画コンテンツを自由に視聴できます。
- 2つの注意点
- ・動画配信サービスによっては、VPNを使っていることを検出し視聴制限をかけることがあります。その場合、別のVPNサーバーに切り替えるか、サポートに問い合わせて対処法を確認しましょう。
・動画配信サービスの利用規約によっては、VPNを使って地域制限を回避することが禁止されていることがあります。そのため、利用規約を確認し、自己責任で利用することが重要です。
航空券やホテルを安く予約
VPNを利用することで航空券やホテルが安く予約できる場合があります。
異なる国や地域の予約サイトでは、価格やプロモーションが異なることがあり、海外の予約サイトを利用することでお得な価格で予約ができる場合があるのです。
以下の方法で、日本から海外サイトを使って航空券やホテルを安く予約できます。
- 手順1VPNサービスを契約する
VPNサービスを利用して、日本のIPアドレスを海外のIPアドレスに変更し、地域制限を回避できます。安定した接続が可能なVPNサービスを選びましょう。
- 手順2海外の予約サイトにアクセス
航空券やホテルの予約を行う海外の予約サイトにアクセスします。例えば、Expedia、Booking.com、Kayakなどがあります。
- 手順3検索条件を設定
出発地、目的地、出発日、到着日などの検索条件を設定し、航空券やホテルの検索を行います。
- 手順4価格比較
外の予約サイトで表示される価格と、日本の予約サイトで表示される価格を比較し、お得な価格で予約ができるか確認します。
- ラベル予約手続き
価格がお得であれば、海外の予約サイトで予約手続きを行います。予約手続き時には、クレジットカード情報やパスポート情報が必要になる場合があります。
注意点としては、通貨換算や手数料、クレジットカードの海外利用手数料などを考慮し、実際にお得になるかをしっかり確認しましょう。また、航空券やホテルのキャンセルポリシーや変更条件も確認しておくことも大事です。
必ずしも海外サイトが安いわけではないため、価格比較を行いながら慎重に選択しましょう。
日本から見れない海外サイトの一覧
一般的に日本からアクセス制限がかかっているサイトは以下のようなものがあります。
- 海外の動画配信サービス:Netflix(海外版)、Hulu(海外版)、HBOMax、BBCiPlayer、Disney+(一部地域)
- オンラインゲーム:一部の海外オンラインゲームは、地域制限があるため日本からはアクセスできない場合があります。
- 政府によってブロックされたウェブサイト:特定の情報やコンテンツが政府によって規制されている場合、日本からはアクセスできないウェブサイトがあります。
- 著作権や地域ライセンスによる制限:音楽ストリーミングサービスや一部の動画コンテンツは、著作権や地域ライセンスの制限により、日本からはアクセスできない場合があります。
海外サイトを見る方法に関するよくある質問
- Q海外サイトを見るのに一番おすすめな方法は?
- A
VPNサービスを利用する方法です。IPアドレスをワンクリックで変更でき、海外サイトへ簡単に接続できます。安全性と匿名性を高められ、月々の使用料金は300円程度です。
- Q日本から海外サイトを見るのは違法じゃないの?
- A
見ること自体は違法ではなく合法です。ただし、違法ダウンロードしたり詐欺をしたりすれば、もちろん犯罪になる可能性があります。
- QもっともおすすめなVPNサービスを教えて!
- A
口コミや評価も良く一番おすすめできるのがNordVPNです。世界中の国にサーバーをたくさん設置しており、速度も速く安定しています。
- Q海外の動画配信サービスを日本からアクセスできるの?
- A
VPNなどを使いIPアドレスを変えることでアクセスできます。初心者でも誰でも簡単にアクセスでき、専門知識や技術はまったく必要ありません。
- QVPNは危険って聞いたけど本当?
- A
高品質なVPNを選ばないと安全性や匿名性が低くない、不正アクセスや個人情報流出の可能性が上がります。
まとめ
日本からアクセスできない海外サイトを見る方法を解説しました。
最後にこの記事の内容をまとめます。
- 海外サイトが見れない原因は、IPアドレスにより地域制限されているから
- IPアドレスを変えることで海外サイトにアクセスできるようになる
- IPアドレスを変える一番簡単で安全な方法はVPN
- もっともおすすめなVPNはNordVPN
ぜひNordVPNを使ってほかの人は見れないサイトにアクセスしてみましょう。
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