- Wi-FiとVPNの用語の意味が知りたい
- フリーWi-Fiを使う時にVPNは必要?
- 自宅のWi-FiにもVPNが必要なの?
誰もが気軽にWi-Fiを使っていますが、ついセキュリティ面が軽視されがちで、実は不正アクセスや個人情報が漏洩する可能性が高いです。
この記事では、通信関連に詳しくない初心者に向けて、Wi-FiとVPNの意味、Wi-Fi使用時のVPNの必要性、VPNの設定&対処方法、おすすめのVPNなどを徹底解説。
最後まで読むことでWi-Fi使用時のセキュリティを強化できますので、自宅や外出先でWi-Fiを使う人は要チェックです。
Wi-Fi利用時のおすすめVPN
Wi-Fi使用時のおすすめはNordVPNです。
世界中に複数のサーバーを設置しており、通信が安定していて通信速度の速さに定評があります。安全対策として、突然通信が切れたときにネット接続を遮断する「キルスイッチ」機能を搭載。
ログ(個人情報)を保持しない「ノーログポリシー」を採用しているため、個人情報が流出する可能性も低く、安全性と匿名性のどちらも確保できます。
公式サイト:NordVPN
※安心の30日間返金保証あり
Wi-FiとVPNの解説
よく聞くけど全然理解していない人が多い「Wi-Fi」や「VPN」といった言葉。
この言葉の意味がわからない人のために、まずは用語解説や仕組みを解説します。
Wi-Fiとは何か?
Wi-Fi(ワイファイ)とは無線(線を繋がない)でインターネットに接続する方法です。
自宅やオフィス、カフェなど公共の場所で広く利用されており、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで手軽にインターネットに接続できます。
誰でも使える無料のものから有料のものまであります!
Wi-Fiの使用目的
Wi-Fiの主な使用目的は2つあります。
- パソコンなどでネットをするとき
- データ通信量を節約したいとき
■パソコンなどでネットをするとき
パソコンは、スマホのようにキャリア通信(ドコモやau、ソフトンバンク)を使えず、Wi-Fiを使うことでネットに接続します。iPadなどのタブレットも「Wi-Fiモデル」に関しては、パソコンと同じくWi-Fiを使ってのみ接続可能。
Wi-Fi通信のみのパソコンやタブレットでネットを使うときにWi-Fiは必要!
■データ通信量を節約したいとき
もう1つのWi-Fiの利用方法はデータ通信量を節約したいときです。
スマホのキャリア通信は1ヶ月間で使えるデータ通信量に制限があります。月末になるとよく「ギガがない」と嘆いている人もいますが、たくさんデータ通信すると使用可能なデータ通信量の上限に達してしまい、翌月まで通信速度が落とされてしまうのです。
それを回避できるのがWi-Fiでして、基本的にWi-Fiには月々のデータ通信量に制限がないため、どれだけデータ通信しても問題なし。
例えば動画配信サービス(YouTubeやNetflixなど)で動画を視聴すると、膨大なデータ通信が必要となり、すぐに数ギガ・数十ギガを消費します。
キャリア通信だと死活問題ですが、自宅やカフェなどに飛んでいるWi-Fiを使って視聴することで、データ通信量を気にする必要がないのです。
- 野球中継の例
- 動画配信サービスで野球中継(WBC)を視聴すると、画質にもよりますが1時間0.6〜5.8GBのデータ通信量がかかり、4時間視聴すると2.4〜23.2GBです。
たった4時間でこれだけの通信量が消費されるため、毎月使える容量に制限がある人はWi-Fi経由で視聴したほうがいいというわけです。
Wi-Fiは安全性に懸念がある
便利なWi-Fiには安全性に懸念があり、接続することで第三者による不正アクセスや個人情報を盗み取られる危険があります。
普段スマホで通信しているキャリア通信は強力な暗号化がされているため、不正アクセスや情報が盗まれるリスクはほとんどありません。
ところがWi-Fiには以下のような致命的な欠点があります。
- 暗号化されていない
- 安全性の低い暗号化技術を使用
暗号化が不十分なため、なんの知識もなしに接続すると簡単に不正アクセスされる可能性があるのです。
Wi-Fiは便利で誰でも使えるけど「安全ではない」ということ!
VPNとは何か?
VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上で仮想的なプライベートネットワーク(トンネル)を構築する技術のことで、インターネットがより安全になります。
わかりやすく説明すると、インターネットを使うときに専用回線でやり取りするため、誰からも不正アクセスされる心配がなくなるのです。
VPNの仕組み
VPNを使ってネットに接続すると暗号化されたトンネル(専用の回線)が構築されます。
その暗号化されたトンネルのなかで通信することで、第三者からはトンネル内部でのやり取りが見えないため安全ということです。
- VPNを使わずネットを使うと?
- VPNを使わずにネットを使うと、トンネルがなくやり取りが外から丸見えになり、第三者による不正アクセスや個人情報が流出する危険があります。
とくにWi-Fiは暗号化されていなかったり、安全性の低い暗号化技術が使われているため、その可能性が高いのです。
VPNを使用すれば暗号化が不十分なWi-Fiを強力に暗号化してくれる!
VPNの使用目的
VPNの使用目的は主に以下3つです。
- 安全性(セキュリティ)の強化
- 匿名性(プライバシー)の保護
- 地理的な制限の回避
■安全性(セキュリティ)の強化
インターネットの「安全性を高める」のがVPNの主な目的です。
具体的には暗号化した専用の回線で通信することで、第三者による不正アクセスや個人情報の流出を防ぎます。自宅や外出先でWi-Fiをよく使用する人はぜひ導入しましょう。
■匿名性(プライバシー)の保護
匿名性とは一体誰が使用したのかわからなくさせるものです。
インターネットはいくら匿名でやっていても、「IPアドレス」により法的な手続きがあれば個人を特定できます。ところが、VPNを使うことでこのIPアドレスを偽装でき、一体誰が使用しているのか、どんなサイトを閲覧したのかなどの個人情報を第三者に取得できなくさせます。
■地理的な制限回避
日本から海外のサイトへアクセスすると、一部のサイトでブロックされ閲覧できません。
例えば米国のNetflixで動画を観ようとしても、日本から米国のNetflixは利用できません。しかし、米国のNetflixには日本で未配信の作品があるため見たい人もいるはずです。
そんなときにVPNを使うことで、日本にいながら簡単に海外のサイトへアクセスできます。
VPNは通信を安全にし、身元を偽装してくれ、本来アクセスできない海外のサイトを利用可能にするメリットがあります!
VPNの仕組みに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
Wi-Fi接続時のVPNの重要性
Wi-Fiを使うときにはVPNの利用は必須です。
理由は、Wi-Fiはそもそも暗号化されていなかったり、安全性の低い暗号化技術が使われているため、第三者によって不正アクセスされ個人情報漏洩のリスクがあるからです。
Wi-FiとVPNを組み合わせることで、データ通信量を気にせず安全にインターネットを楽しめる!
公衆Wi-Fi使用時はVPNが必要
屋外やカフェに飛んでいる「フリーWi-Fi」に接続するときは必ずVPNを使いましょう。
公衆のフリーWi-Fiは誰でも使えるため、とても危険でVPNなしに使うのはリスクが高いです。最近はカフェなどで仕事する人も増えていますが、しっかりVPNを使ってセキュリティ対策をしないと、ネット上の個人情報が漏れてしまいます。
通信の暗号化が不十分
公衆のフリーWi-Fiが危険なのは、Wi-Fiが暗号化されていない・安全性の低い暗号化技術が使われているものがほとんどだからです。
例えばカフェでフリーWi-Fiに接続しようとすると、以下のような接続画面が表示されます。
Wi-Fiの電波の強弱の横に🔒鍵マークがあるものとないものがあり、この鍵マークの有無によって安全性は異なります。
- 鍵マークなし:暗号化されておらず非常に危険
- 鍵マークあり:暗号化されていて比較的安全
■鍵マークがないWi-Fi
鍵マークなしWi-Fiは暗号化されていません。
誰でも無料で使えるものが多く、外国人観光客が簡単に接続できたり、カフェの利用者が気軽に使えるようにするのが主な目的だからです。
しかし、暗号化されていないことで、接続してしまうと簡単に不正アクセスされ個人情報が抜かれてしまう危険があるため絶対に使ってはいけません。
鍵マークがあるWi-Fiを必ず使うようにする!
■鍵マークがあるWi-Fi
鍵マークがあるWi-Fiは暗号化されているため安全性は高まります。
しかし使用されている暗号化技術によっては安全ではないものがあり、実は安全ではない暗号化技術が使われているWi-Fiが多いのです。
一般的に公衆Wi-Fiに使用されている暗号化技術は下記のものがあります。
- WEP(Wired Equivalent Privacy)
安全度:⭐️ - WPA(Wi-Fi Protected Access)
安全度:⭐️⭐️ - WPA2(Wi-Fi Protected Access II)
安全度:⭐️⭐️⭐️⭐️ - WPA3(Wi-Fi Protected Access III)
安全度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
現在もっとも主流なのが「WPA2」で比較的安全な暗号化技術が使われています。
少し前まで使われており、現在も一部のWi-Fiで使われているのが「WPA」や「WEP」です。これらの暗号化技術はすでに解読可能なため使用してはダメです。
鍵ありWi-Fi+VPNで安全性を強化
公衆のフリーWi-Fiを利用する際は、必ずVPNの使用を推奨します。
安全性を最大限保つには、比較的安全な鍵マークの付いたWi-Fiを利用し、そこにVPNを使用することが望ましいです。ダブルでより安全性が高まります。
鍵マークがついたWi-Fiは基本的に有料なことが多いですが、月額料金は数百円程度とお財布にやさしい料金設定です。
- おすすめな鍵付きWi-Fiは「Wi2 300」
- カフェや駅、空港などのさまざまな場所で使えるのが「Wi2 300」です。月々398円(税込)で、データ通信量や速度に制限なくインターネットを利用可能。
自宅Wi-Fi使用時もVPNは必要
特定の人しか使えない自宅のWi-FiもVPNの使用を推奨します。
「自宅のWi-Fiはほかの人が接続できないから安心でしょ?」
このように思う人もいるかもしれませんが、実は自宅のWi-Fiも危険です。
最近は自宅でのリモートワークで会社の内部情報を扱う人もいます。また、休日は好きな動画を見たりと、わりとプライバシーの高い通信をしているわけです。
自宅のWi-Fiこそ個人情報を盗むには最適。安全だと勘違いしセキュリティ対策を怠っている人も多い!
初期設定のパスワードはリスク大
自宅のWi-Fiは公衆Wi-Fiよりは安全ですが、パスワードが解読されてしまえば誰でも接続できるため危険です。
とくに自宅のWi-Fiのパスワードを初期設定のまま使用している人がほとんどです。初期設定のパスワードは弱いため、悪意ある第三者による不正アクセスがしやすくなるのです。
設置してから一度も変えてない人は要注意!
パスワードを知られている可能性
自宅のWi-Fiのパスワードが他人に知られている可能性もあります。
設置してあるWi-Fiルーターの裏側にパスワードが記載されており、誰でも見れる状態です。他人(家族や友人)に見られて、そこから不正アクセスにつながる可能性もあります。
このようにパスワードは意外と簡単に知られてしまうため、やはりVPNを利用して安全性を高めることが大切なのです。
他人と一緒に暮らしている・招いたことがある場合は知られている可能性がありますよ!
公衆Wi-FiはVPNでも防御できない?
公衆のフリーWi-FiはVPNを使っても防御できないのでしょうか?
結論から言うと、VPNを使用することで多くのリスクを軽減できますが、すべての脅威を防げるわけではありません。
使用する機器のセキュリティ対策や信頼性のあるVPNサービスを使うことも重要になってくるのです。
VPNは万能ではないが、公衆Wi-Fiでも確実に安全性を高めれる!
VPNを正しく使えば防御できる
公衆Wi-FiはVPNを使うことで多くの脅威に対処できますが、VPN選びや適切な設定をしておかないと防げない確率があがります。
具体的に以下の項目が重要です。
- 信頼の高いVPNを選ぶ
- キルスイッチ機能の設定
- アンチウイルスソフトやファイアウォールの導入
- 定期的なソフトウェアアップデート
- 強力なパスワードの設定
VPNもさまざまなものがあるため、安全性の高い信頼できるVPNサービスを選び、接続が切れたときにネット接続を遮断する機能の設定が大事です。
信頼性の高いVPNと適切な設定をおこなえば安全は確保される!
セキュリティ対策に100%はない
VPNを使っても完全な安全は保証できません。
以下のように、VPNのサービス側に問題があったり、そもそも使用しているデバイスがウイルス等に感染している可能性があるからです。
- VPNサービス自体のセキュリティ問題
- デバイス上のマルウェア
- VPN接続の切断
セキュリティ対策を十分に行っていないVPNや、悪意のあるVPNが存在します。それらを利用すると逆に安全性は低下するため、なにより信頼性のあるVPNを選ぶのが重要です。
使用するスマホやパソコン自体がウイルスに感染していた場合も、いくらVPNを使用しても不正アクセスは防げません。そのためデバイス自体のセキュリティ対策も必要なのです。
■VPN接続の切断
VPNが突然切断されると、データが暗号化されずに送受信され、安全性や匿名性が一気に脅かされます。
これを防ぐために大事なのが「キルスイッチ」と呼ばれる機能で、VPNが切れたら自動的にネット通信を切断してくれるのです。
この「キルスイッチ」機能があるVPNを選ぶことが大事で、事前にこの機能をONに設定しておく必要もあります。
Wi-Fi使用時のVPNの接続方法
Wi-Fi使用時のVPNの接続や設定の方法を解説していきます。
「VPNに何故か接続できない」「通信速度が遅い」などの問題が発生した際の対処方法についても説明。
VPNの安全な接続方法
VPNの接続方法は簡単で、契約してから使い始めるまでは5分程度です。
- 手順1VPNを契約
利用したいVPNを契約。より安全性・匿名性が高い有料のVPNを契約しましょう。2年契約で月額300円程度から利用可能です。
- 手順2ソフト(アプリ)をダウンロード
契約したVPNの(パソコンで使うなら)ソフトウェアをダウンロード&インストール、スマホならアプリをダウンロードします。アプリ自体は無料でダウンロード可。
- 手順3ソフト(アプリ)にログイン
ソフトウェアやアプリを開いてログイン。ログインIPとパスワードはVPNの契約時に決めたものを入力。
- 手順4キルスイッチ機能の設定
VPNに接続する前に設定で「キルスイッチ」機能をONにします。これはVPN接続が切れたら自動的にネット接続を遮断するものです。
- 手順5サーバーを選択しVPNに接続
使用したい国や使用したいサーバーを選んでVPNに接続します。
キルスイッチ機能をONに設定
キルスイッチとは、VPN接続が切れた際にネット接続を遮断する機能です。
通信が不安定だとVPN接続が途切れてしまうことがあります。そうなると自動的に普通のネット接続となり、暗号化されていない通信になって安全性・匿名性が低下します。
不測な事態を防ぐために「キルスイッチ」機能をあらかじめONに設定しておくことが重要なのです。
接続したい国のサーバーに接続
VPNを契約しアプリやソフトウェアをダウンロード。ログインして「キルスイッチ機能」を設定したら、接続したい国(サーバー)を選択して接続します。
日本国内のサイトやサービスを利用するなら日本のサーバーに接続。日本にも複数のサーバーがありますが、どれを選んでも構いません。
海外のサーバーに接続しても日本のサイトやサービスを利用できますが、通信速度が遅くなったりアクセスできないサイトがあります。
一方、海外のサイトやサービスを利用したい場合には、利用したいサイトの国へアクセスします。その国のサーバーに接続することで自動的にIPアドレスが変更され利用可能に。
スマホでVPNを設定する
お使いのスマホによって契約したVPNアプリの入手先が異なります。
- iPhone:App Store
- Android:Google Playストア
契約したVPNの名前を検索しダウンロード。
アプリを開き、契約時に設定したIDやパスワードを使ってログイン。その際にスマホ側でも「許可しますか」などの文言が表示されますので許可します。
「キルスイッチ」機能を設定したらお好きな国(サーバー)を選んで接続。
無事VPN接続できたら、iPhoneなら画面右上や設定に「VPN」の文字が表示されます。
接続できない・速度が遅い時の対処方法
VPNに接続できない場合や通信速度が遅いときは、Wi-Fの接続状況や接続しているサーバー、各種設定を見直すことで改善する場合がほとんどです。
VPNに接続できない場合の対処方法
VPNに接続できない場合は以下の事項を確認してみましょう。
- Wi-Fiに接続できているか確認
- 接続先のサーバーや国を変更
- IPアドレスやDNSサーバーが自動取得になっているか確認
- ファイアウォールやウイルスソフトの設定でVPNソフトを例外リストへ追加
- 特殊なネットワーク制御ツールを使用している場合はツールを無効化
- VPN接続先のサーバーが正常に稼働しているか確認する
多くの場合はWi-Fiに接続できていなかったり、接続先を変えることで解決します。
サーバー側のトラブルや負荷がかかっていることが原因の場合もあります。いつも問題ないのに繋がらない場合は、サーバー側(VPN)の問題かもしれません。
サーバー側が原因ならこちらは待つしかない!
通信速度が遅い場合の対処方法
VPN接続していて通信速度が遅いときは以下を試してみましょう。
- Wi-Fiの通信速度を確認する
- 接続するサーバー(国)を変える
通信速度が遅いときはそもそもWi-Fiの通信速度が遅いことが多いです。もとの通信速度が遅ければ、当然ながらVPN接続したらもっと遅くなります。
Wi-Fiの速度に問題がなければVPN側の問題で、接続するサーバーを変えたり、同じ国の違うサーバーに変えてみます。それでも解決しないなら海外のサーバーに接続してみましょう。
遅い原因はもとのWi-Fiかサーバー側にあり、サーバーにアクセスが集中し負荷がかかっていると遅くなりやすいです。
Wi-Fi使用時のおすすめVPNアプリ
Wi-Fiを利用する際にどのVPNサービスを選ぶかが非常に重要です。
ここではVPNの選び方と評価の高いおすすめのVPNサービスを紹介します。
VPNの選び方
VPN選びを間違えると、本来安全性や匿名性を高めるはずが、逆に不正アクセスや個人情報流出のリスクを増やしてしまいます。
VPNを選ぶ際には下記をすべて満たすVPNにしましょう。
- ノーログポリシーを採用している
- キルスイッチ機能がある
- 無料ではなく有料のVPN
失敗しないVPNの選び方は以下の記事で詳しく解説しています。
ノーログポリシーを採用しているか
ノーログポリシーは、VPN側が利用者のログデータ(個人情報)を保存しない方針です。
ログ情報を保存しなければ、第三者に情報が漏洩するリスクが低くなります。プライバシーを重視する場合は必ずノーログポリシーを採用しているVPNサービスを選ぶことが重要です。
キルスイッチ機能があるか
キルスイッチ機能は、VPN接続が切れた際にネット接続を自動的に遮断する機能です。
この機能により、通信が暗号化されていない状態で通信するのを防ぎます。セキュリティを重視する場合は「キルスイッチ」機能を搭載したVPNサービスを選ぶことが大事です。
有料のVPN
お金を払う必要がない「無料VPN」は魅力的ですが、セキュリティやプライバシーの面で使用するのはかなりリスクが高いです。
無料VPNは収益のために広告を表示することが多く、さらに利用者の情報を第三者に販売することがあります。情報が第三者に渡れば個人情報が筒抜けになることもあるので、無料のVPNは絶対に利用するべきじゃありません。
それを回避するには信頼性の高い有料VPNを選ぶことが重要!
Wi-Fi接続時に最適なおすすめVPN3選
有料のおすすめVPNを厳選して3つ紹介。
どれも高品質で世界中の国に利用者がいます。実際に使っているユーザーの満足度も高く、評判の良いVPNです。
NordVPN
月額料金 | 月額530円〜 (2年契約) |
設置国/サーバー数 | 60ヶ国/5467台 |
同時接続台数 | 6台 |
ノーログ ポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
キルスイッチ | ◯ |
返金保証 | 30日間 |
NordVPNは高速で安全なVPNサービスで、世界中の複数の国にサーバーを持っています。
強力な暗号化技術を使用しており、利用者のプライバシーとセキュリティを保護。ノーログポリシーを採用し安心のキルスイッチ機能も搭載。
使いやすいインターフェースで、24時間365日のサポートを提供しています。
利用者からも高評価なVPN。初めて使う人にもっともおすすめできる!
30日間の返金保証あり!
NordVPNの詳しいサービスの解説は以下の記事で徹底解説しています。
ExpressVPN
月額料金 | 月額1,100円〜 (1年契約) |
設置国/サーバー数 | 94ヶ国/3000台 |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログ ポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
キルスイッチ | ◯ |
返金保証 | 30日間 |
ExpressVPNは、高速通信と90以上の国や地域のサーバーに接続できるのが魅力です。
ノーログポリシーとキルスイッチ機能を採用しており、プライバシーとセキュリティの面でも信頼性が高いです。AES-256暗号化技術を使用しており安全性の高さは抜群。
高速通信が可能で海外の動画配信サービスを利用する人におすすめ!
30日間の返金保証あり!
MillenVPN
月額料金 | 月額396円〜 (2年契約) |
設置国/サーバー数 | 72ヶ国/1300台 |
同時接続台数 | 10台 |
ノーログ ポリシー | ◯ |
通信速度 | 超高速 |
キルスイッチ | ◯ |
返金保証 | 30日間 |
MillenVPNは、使いやすさとセキュリティを重視した国産のVPNです。
ノーログポリシーを採用し、キルスイッチ機能も搭載。初心者にも優しい使い勝手で、多数の国や地域のサーバーに接続できるため、海外サイトやサービスを快適に利用できます。
24時間365日のサポートを提供しており、利用者はいつでも問題が発生した場合にサポートに連絡できるのも魅力です。
国産の良質なVPNサービスで評判の良さも折り紙付き!
30日間の返金保証あり!
Wi-Fi使用時のVPNに関するよくある質問
- QWi-Fi使用時にVPNは必要ですか?
- A
Wi-Fiは悪意のあるハッカーによって通信内容が傍受されたり、個人情報が盗まれる危険性があります。そのためWi-Fiを利用する際はVPNの利用を推奨します。インターネット接続を暗号化し、安全性と匿名性を保護してくれます。
- QフリーWi-FiでVPNを使用する理由は何ですか?
- A
フリーWi-Fiはセキュリティが低いため、通信内容が傍受されたり悪意のあるサイトに誘導されるなどの危険性があります。VPNを使用することで、インターネット接続を暗号化し、通信内容を保護できます。また、地域制限がかけられたサイトにアクセスすることもできます。
- QWi-Fi使用時にVPNを使うと通信速度は遅くなりますか?
- A
VPNを使用すると通信速度が遅くなる場合がありますが、VPNサービスによって異なります。一般的に高速かつ安定したVPNサービスを利用することで、通信速度の低下を最小限に抑えることができます。
- Q接続できなくなった時の対処方法はありますか?
- A
VPN接続ができない場合、まずインターネット接続が正常に行われているか確認し、VPNの設定やアカウント情報が正しいか確認してください。また、使用しているVPNサービスのカスタマーサポートに問い合わせることもできます。
- QWi-Fi使用時にVPNを使用する際の注意点は何ですか?
- A
VPNを使用する際には、適切なVPNサービスを選ぶことが重要です。
無料のVPNサービスは安全性が低く、広告やトラッキングを含む悪意のあるソフトウェアがインストールされることがあるため注意が必要です。また、VPN接続が常時オンになっている場合、通信速度が低下することがあるため、必要な場合にのみ使用するようにしましょう。
まとめ
Wi-FiやVPNの用語解説からWi-Fi接続時のVPNの重要性を紹介しました。
- Wi-Fiは無線でインターネットに接続する方法
- VPNはネット上で安全にやり取りする暗号化技術
- Wi-Fi接続時は安全性を高めるためVPNを使用する
安全性を気にせずWi-Fiに接続している方は、これからはセキュリティ意識を高め、VPNを使って不正アクセスや個人情報の流出を防ぎましょう。
いつどこで自分が標的にされるかわかりませんので、ネットの安全は自分で守りましょう!